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【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】感想 [アニメ]



ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

遅くなりましたが感想あげとこうと思いまつ。


面白かった・・・(脱力)

以下文字だらけ長文ネタバレ注意で。
(破の感想はしっかりと残しておきたいという完全な自己満だだだ)


とりあえずお約束の生フィルムさらしアゲ
0601_01.jpg
嬉しいのは嬉しいが、すだれ?的なもんどけろおwwwww
序は冒頭の初号機暴走シーンだったので人物なだけうれしいお


映画館で見たと時ほど頭がくらくら疲れて唖然とする感じはなかったけれど、
(スクリーンの大きさと音響の違いですね完全にw)
やはり一気に見てしまう面白さでした。


全てが見所と言えるくらい情報量がはんぱなく、
1コマ1コマが丁寧で描き込みの精度と量がすばらしくただただ圧巻。


鷺巣さんの音楽もさすがにぴったりとハマっていて、これがエヴァだよなぁってしっくり感が心地よい。

今月号のCutのインタビューで、エヴァの音楽表現範囲の広さを話されてました。
まさにその通りだと思う。

旧作では「第九」や「カノン」などのクラシックの超有名曲。
破では「365歩のマーチ」や「今日の日はさようなら」、「翼をください」のような昭和的名曲を
=エヴァと変換してしまう。

今回の歌には賛否両論ある様ですが、何度も見ていると違和感感じなくなるんですよね~
まさにアイコン化
(ただ林原に歌わせたのだけはちょっとだけほんのちょっとだけ不満なんですけどね^^;)

こんなエヴァらしさってーかちょっとズレてるところも好きなんだ。


マヤの通勤シーンの音楽、良かったなぁ。
このシーンは背景もとっても綺麗でお気に入りです。
街のぬるぬる動くのは序から多様されてるけどすげー好きだ。
なにより
BDの発色の良さには感謝しかないですねw
限りなく元データに近い映像が見られるという幸せ。
序のDVDは暗いシーンが潰れていてしょんぼりしましたからね・・・


そして現代のアニメーションの力を感じました。

アニメーターのすごさ。妥協のない描き込みの成せる技術ですねー
そして妥協しない事がどれだけ表現の可能性を高めるかという確証。


もちろん映画・劇場版という資金の多さと時間的余裕もあるだろうけど
それを抜きにしても他のアニメーションの追随を全く感じさせなかった(言いすぎじゃないと思うよ)

最近のアニメは萌えとかエロとか可愛さや癒し、ほのぼのに特化していて、
アニメーションに感嘆するほどの表現や動きはなかなかない。
(それ以前にロボットものやアクションものが少ない!)

それに引き換え破ではどうだろう。

爽快感、疾走感といった快感的迫力と、
逆に重量感、圧迫感、残虐性、などの負の迫力。

画面から溢れる動きと情報の連続。
見てる方はただただ画面を追いかけるだけ・・・。


新劇場版のコンセプトであろうエンターテイメントを追求して出来た作品だと本当に思います。

それなのに見終わった後に残るのは希望だとか人の可能性だとか、
そういった前向きな感情・・・


エンターテイメント性の高い作品というのは結構あるもので、
先日見たアリスインワンダーランドなんかも、まさにその典型で、
見終わったあとの満足感はそれはもう100点満点を付けてあげられる完成度でした。

でも、前向きな気持ちになるとかそういった感情は湧かなかった。


感情に響く作品。

それが破の凄さかな~とisatoは思いました。



作品全体の感想はこんな感じです。



この後は徹底的に独り言感想。
ちなみに画像はありません。PCでBD再生できればキャプ出来るんですが^^;ちくしょぉ


覚悟がある方だけご覧くださいw




破の好きなところ・・・

登場人物達が、他人を、んーというか絆を持つ人達への思いやりを
持っているのが今回の新劇場版の肝かなと。
簡単に言えばみんな前向きってことなんだけどw すっげーいいなぁ・・・。

レイも如実だけど地味にアスカの変わりっぷりはすごい。

みやむーの成長のせいなのか、キンキン声の質が違う。音程が落ち着いている。
たぶんそれは声優のせいだけじゃない。
もう逆に同じアスカじゃない気がするくらい違う気がするw
式波は惣流とは違う生き物なんじゃないだろうかw

どっかのブログでいってた、次に出てくる隻眼アスカは旧劇場版の(左目を失った)アスカなのではっていう。
すごい推理だと思うw ないと思うけどw
仕組まれた子供たちって、レイだけじゃなくて全員クローンがわんさかいるんじゃないのかって。
でもそっちの方に話が向かうと欝展開オンリーな気がしてやだナw

とにかく、レイに「ありがとう」と言われて微笑むアスカは旧アスカを知る者には衝撃なんだw
素直すぎる!

いやすごく好きなんですこっちのアスカの方が。
死亡フラグ自分でたてちゃうアスカすごく切なくてかわいいです。
レイとアスカの料理対決とか、シンジ補完計画並に萌え展開だと思うんスw

どこまでもいつまでも頑ななアスカは自分の中では黒歴史というか欝だったんでorz
ちったぁシンジに心許しても良かったと思うんです。
旧劇場版の「気持ち悪い・・・」は最高に落ちたしorz

次、隻眼のアスカ(かっこいいなおい)は、果たして・・・。
晴れ晴れとした顔してたけどねw

たぶん、今回の新劇場版の最後は、
「エンターテイメントを貫く」をほんとに貫いてくれると信じれるので
(昔の庵野さんには信じるとか出来なかったw)
いかに悲劇的絶望的展開が訪れても、そこだけはブレないと思いたいし思える自分がいるよ!
何年後かわからないけど、楽しみ。すごく楽しみ。


それではそのほかのキャラの感想をば。


まずシンジ。

シンジ、強くなったなぁ。
てか、本質はこいつ、強いんだと思う。

すごく意思が固いじゃない。誰かを守る時とか乗りたくないってときは。閉ざすとも言うがw
(この辺の解釈は破のパンフレットで鶴巻さんも語っていて非常に面白い部分です!)

でも、友達には心底優しかったり、お弁当作ったりさ。
人に自然に優しく出来る。なかなか出来ないれっきとした特技なのではないでしょうか。

赤い海を正常に戻す施設でのやりとりはすごく平和で沁みた。
シンちゃんかわいいv ってなった。

そして地味~に加持さんがいい味出してますいろんなシーンで。
シンジにちょっかい出す出し方も凄く良いと思います
(アッー的な意味ではなく。アレは狙いすぎなのでただのギャグw)

やっぱりシンジや子供たちに必要な存在でいてほしいです。
他の大人達とは違う物を持っている人です。


シンちゃん、モテモテで主人公補正入りまくりかと思いきや、3号機事件でどん底に落ちます。
この辺旧エヴァでも本当にトラウマだった。

トウジからアスカになった事で、アスカのヒロインとしての厚みが増した気もするけど、
悲劇として増す事になるとは・・・。

このアニメのヒロイン達はほんと大変です。

んで、その後のゼルエル戦ですね。前作より強いじゃねえか・・・(;・ω・)

手がびろーんは変わらず、ほぼ設定や流れが変わらない使徒戦。

もうアメトークのエヴァ芸人のあっちゃんの熱演が思い出されて笑い堪えるの必死だったよばかwww

「ゲンドウは動かないーーー!」って頭の中で反芻してた・・・w
でもすごい戦闘演出続出でしたね。

シンジが、マリに「早く逃げちゃえばいいのに」と言われる今回。
加持さんの説得はないのが凄く印象的。

結局、「守りたい」という願いを自分自身で認め行動に移すという、
序の時も、ミサトに説得はされたけど、1撃目失敗の後、それでも行動に移したシンジとかぶります。

でも活動限界が来てそこで
「おー暴走だ。動け。動け。動け!動いてよ!!!!が来るーっ」

て思ってた自分を裏切る


「綾波を返せ!!」


です/////

ここのシンジの顔と声のかっこよさったらもう、ないわー。
鳥肌と涙腺がぞわっときたよ。緒方さんの演技まじパネェっす。貴方が神か

目赤くして覚醒っすよなにこのヒーローもの(*´д`*)


中盤までかわいいーv と思ってたシンジが、あのシンちゃんが・・・シンジさんに!(違)
漢になっちゃって・・・・(TωT)

この衝撃と感動は一生忘れない。

動いてよ!もかなり好きだったけど、比べもんになんねぇw

今回の映画は、庵野監督だけのものじゃないなぁ~って凄く感じる。
スタッフの気持ちが練りこまれてあの「シンジさん」なんだなーと・・・。

レイの手をつかむ所も、その後の抱擁も、涙腺崩壊です。


そのせいでサードインパクトとか勘弁しるwwwって思ったけど、

その後の・・・・いやこの下りは後でたっぷりと(死)

とにかくシンちゃんの手料理食いたいなと。なんつー閉めだ。



次はレイ!


「碇君といるとぽかぽかする。」

「碇くんにもぽかぽかしてほしい。」

「碇指令と碇君が仲良くなってもっとぽかぽかして欲しいと思う。」


名言連発です。号泣です。レイが。あのレイが;;

味噌汁で「・・・おいしい。」お弁当を貰って「ありがとう。」

やっぱレイとシンジの絆はとっても温かくなる素敵なエピソードだよね。

料理の練習はもちろん、手紙の差出名と書き方がレイを現していてすごく面白かった。

招待していたのはシンジ。ゲンドウ。アスカ。リツコ。ミサト?(ミサトは不確定ですね)

3号機の起動実験のせいでアスカミサトリツコは行けなくなってしまったけど。
よく考えるとなんという、そうそうたるメンバー。見たいような怖いような((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

レイとリツコって、難しい悲しい関係なんだけど、今回はいい関係になればいいなぁと思った。

リツコって地味に悲しすぎる存在だからTT

私はりっちゃん好きです。

りっちゃんと言えば「りっちゃん」「りょうちゃん」呼びはよかったなーw
なぜミサトとより親密なのだwww
リツコに絡んでミサトに見つかるシーン。あれもいい。

TVと同じだけど非常に3人のキャラがよく掴めるシーンだと思いますね

ってレイから反れたw

はてさて、最後はシンジと結ばれたかのような終わりだったけど、これからレイはどうなるのかな。

庵野監督が今回はレイは死なさないと言ったとのことだけど、このまま終わるとも思えないし、
次回予告に何人かのレイ(子供とかもいたよね)が出ていたし。

上手くはいかないのかな・・・。

気になるのが「シンジとレイを取り込んだまま凍結される初号機」との予告セリフ。

そんなばかなorz

も~ほんとにどうなるんだTT



次はマリいきましょうか

まさかの新キャラということで、プレッシャーもはんぱなかったであろう。

坂本真綾の真骨頂を見せてもらったと言うしかないと思う。

まるで違和感なくエヴァの世界に溶け込んでた。

今まで居なかった性格付けをされたキャラ。
狡猾さというのかなぁ。何を考えているのか、でも何も考えていないようにも見える娘。

歌いながら仮設伍号機を操縦するとこは
誰もがマリに興味と好感を感じたんじゃないかなぁやっぱり演出が神だなぁと思う。

シンジをネルフのワンコ君と言ったり
ザ・ビーストというエヴァの秘密なども知っている存在。

わからないことだらけでまだまだ掴めないキャラだけど、Qでもきちんと役割があるということなので
このままヱヴァになくてはならない存在になって欲しいなぁ。


ふと、
レイとアスカとマリが仲良くガールズトークなんか出来る世界になればなぁ
と、無謀すぎる妄想をしたりねw



続いてはカヲル君


ほんっとーに最後に全部もってくんだから!w


あのエピローグ→次回予告 は生殺し以外の何物でもないと思うワケ

パンフレットでなんで初号機に槍ささっとん?とは思ってたけど、まさかね・・・・・

序から既にループを匂わせていた彼ですが、

「約束の時だよ、碇シンジ君。」

「今度こそ君だけは、幸せにしてみせるよ」



ぽかーん。ですよね。リアルぽかーん。 →( ゚д゚)ポカーン

意味が深すぎる。でもわけがわからない。

もぅ、スタッフに踊らされてるとしか思えないですが・・・・・だまって踊ろうと思う

あとここの作画、公開時と変わってませんかねぇ。気のせいかなぁ。

どうでもいいけど友人がこのシーンの生フィルムで殺意覚えたよね^^^^^
(生フィルムは今のところアスカとカヲル君に高額ついてますね)
いいもん画面キャプって部屋に高画質でプリントして貼るんだからーっ←


ま、とりあえず次回予告の詰襟制服(ネルフの?それともゼーレの?)でご飯3杯はイケそう ^p^

その向いの影は、他のチルドレンなのかな??
4つの影だったのでシンジ・レイ・アスカ・マリで数は合うんですよね。
ナレーションも「ついに集う、運命を仕組まれた子供達」との事なのでおそらくー?



Qは、いったいいつになるのでしょうかね~・・・。
また忘れた頃にやってくると思って気長にいきましょう・・・w

QのQuickeningの意味は、多く言われているのは胎動ということ。
誰を、もしくは何を意味するのか楽しみですね。

何よりも願うのはまた良い作品をお恵みくださいということだけ。


むしろQのあとに完結編が残ってるしw



そんなわけで、十数年前の興奮を呼び覚ましてくれた破に、


感謝!!!そして感想ながっ!!!




(本当はまだまだ書き込みたいというのは内緒)


こんな長文を読んでくれた方がもしいれば、ありがとうございましたw ノシ




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